質店を装うヤミ金の摘発強化へ。いわゆる、偽装質屋問題
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質店を装うヤミ金の摘発強化へ。いわゆる、偽装質屋問題
質店を装い、違法な高金利で現金を貸し出すヤミ金融について、警察庁は5月23日、実態把握を進めて摘発を強化するよう全国の警察に指示したようです。
いわゆる「偽装質屋」とは、主に、年金受給者を相手に、二束三文の腕時計・アクセサリーなど、到底質草にならないような品物を建前として質に取り、暴利でお金を貸付けをする業者です。貸金業の法定金利は年20%が上限だが、質店は109.5%まで認められる特例を利用しています。質屋を装っているだけで、事実上のヤミ金です。
取り立てに、年金受給口座からの自動引き落としを悪用する手口もあり、同庁は「高齢者の生活破壊につながりかねない」と警戒。注意喚起にも力を入れるそうです。