最近の債務整理事案の傾向
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最近の債務整理事案の傾向
ひところのブームも下火になり、債務整理の現場も落ち着きを取り戻しつつあります。そんな中で、最近気になる傾向があります。
それは、「放置された借金」です。返済をしないまま放置された方の相談が、最近増えています。案件が多いのか、債権者も全ての滞納案件を提訴していないのかもしれません。しかし、請求が無いからといって、借金が無くなるわけではありません。
もちろん、消滅時効の要件をみたしていれば、それを援用します。
それぞれ、ご事情があって、返済できなくなった事情は良く理解できますが、いざ返済を再開しようと思っても、遅延損害金が加算され、返済すべき金額が、当初の倍にふくらんでいるようなケースも見受けられます。
こうなってくると、債権者の心証も悪く、いざ債務整理をしようと思っても、元本のみや無利息分割の和解に、簡単には応じてくれません。債務の総額が増えて、破産になる方もいらっしゃいます。
放置することは、何ら問題解決になりません。
支払うことができなくなったら、なるべく早くご相談下さい。債務整理をすれば、多くの場合、月々の支払額を現在より減らすことが可能です。
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各種法律相談実施中です。相談無料ですので、お気軽にご相談下さい。
債務整理 過払い請求
by埼玉県 川口・さいたま 司法書士斉藤恭生事務所